荒尾市「猫大明神」(猫宮)
このページでは荒尾市「猫大明神」の情報をお伝えしていきます。
【猫大明神様】 熊本県荒尾市にある“猫大明神”です(ΦωΦ) 最寄りバス停の名前も“猫宮”と猫に因んだものです。 #猫大明神 #荒尾市 #産交バス
荒尾市「猫大明神」の所在地・時間
住所 | 熊本県荒尾市一部205 |
アクセス | JR九州鹿児島本線「南荒尾駅」下車 徒歩5分 |
電話番号 | なし |
開門時間(参拝可能時間) | いつでも |
公式サイト | なし |
荒尾市「猫大明神」で頒布されている猫お守り
猫大明神札(まつりの日のみ頒布)
毎年1月10日(要確認)
荒尾市「猫大明神」の概要
熊本県荒尾市にある「猫大明神」は知る人ぞ知るといった表現が的確と言える猫神社でしょう。その猫大明神があるのは荒尾市の猫宮地区。
猫宮地区では「猫社(ねこじゃ)さん」なるまつりが行われているのだとか。
この猫大明神の由緒は不明だそうですが、「せなが長者」という伝承が有名です。ざっくり説明すると、荒尾市付近の入江はかつて唐船(唐の時代の貿易船、618〜907年頃)が出入りしており貿易で栄えていたお金持ちがいたのだとか。
そのお金持ちはやたらとケンカに強い猫を飼っていたそうです。あるとき唐船の船主が「ちょっとお互いの宝を掛けて俺の犬とお前の猫、どっちが強いか勝負しようぜ!」と持ちかけてきました。というのも、これまた船主の犬もケンカに強く負けたことがない犬だったから。
お互い了承して勝負させた結果、激闘の末猫が勝ちました。これにより長者は「金の茶釜」を手に入れたのですが、激闘の深手により猫は二、三日後に死んでしまいます。
これを哀しみ、長者は猫の例を慰める祠を作ったのです。これが猫宮と呼ばれ、今日の猫大明神につながっている…のだとか。
ちなみにこの猫宮地区ですが、地域の人が昔から猫を大事にしているそうで、多くの場所で猫を見かけることができるそうです。要するにこの猫宮地区自体がひとつの猫スポット、と言えそうです。
なお、御札が授与されるまつりというのは毎年1月10日に行われているとのことです。
2社目は猫大明神(猫宮神社?)ちっちゃいね。
— NaGoMi_RoOm (@nagom_in) 2019年1月2日
もしかしてこれは…三社参りできるんじゃ?次は懐かしの撮影会で行ったあの神社へ…車置けるかな? pic.twitter.com/os2kFmkHFQ
御祭神などの記述が特に無いのですが、こちらのブログによれば、日本の第9代天皇の開化天皇=ワカヤマトネコヒコをまつるお宮だとか。
御祭神
開化天皇
荒尾市「猫大明神」のポイント
流石に事前情報がないと、「猫大明神」と書いた石碑があるだけの小さなお社として見過ごすと思います。
とはいえ、ここ自体に猫がいるわけではありません。あまり情報がないのですが、大きく目立つような猫スポットではないので最初に書いたように「知る人ぞ知る猫スポット」というのがふさわしい神社と考えます。