京都市「称念寺」
このページでは京都市「称念寺」の情報をお伝えしていきます。
昔、京都オムロン本社にロボット猫「ネコロ」の事でインタビューに行った時、験を担いで上京区にある「称念寺」通称「猫寺」にお参りしたことがある。その時撮影した一枚がこれ。猫の恩返しでお寺が栄えたという話しは有名らしい。 pic.twitter.com/eAR6i8WhFZ
— Junichi Matsuda (@mactechlab) 2016年7月12日
京都市「称念寺」の所在地・時間
住所 | 京都府京都市上京区西熊町 寺之内通浄福寺西上る西熊町 |
アクセス |
・「京都駅」下車→市バス206号系統(北大路まわり)乗車「乾隆校前(けんりゅうこうまえ)」下車 徒歩5分 |
電話番号 | 075-441-4519 |
開門時間(参拝可能時間) | 午前9時〜午後5時 |
公式サイト | http://nekodera.net/index.html |
京都市「称念寺」で頒布されている猫お守り
猫守り(オリジナル2種)
以前行った京都・猫寺 称念寺さんのお守り。ジャッキーとサラにと2つ買ったやつ、しまい込んでいたけど出してきた。今日も動物病院に行ってきます。 pic.twitter.com/d7UOhHNXET
— 治島カロ (@kijincalo) 2016年5月3日
称念寺(猫寺),可愛猫?? pic.twitter.com/ry2Q4Pn0RB
— d(*?_?*)p (@hsieh45) 2014年10月2日
なお、御朱印はされていないそうです。
京都市「称念寺」の概要
称念寺は江戸時代(1606年)建立されたお寺で、かつては栄えたお寺でした。しかし時が経ち松平家と疎遠になってからは托鉢(たくはつ=街を歩いて最低限の食料や金銭の施しを受けること)によって食を得るような日々だったといいますが、飼っていた猫だけは手放すことがなかったそうです。
そんな日々が続いていたある日、和尚が托鉢から帰ってくると優美な姿をした女性が月光を浴びなが舞をしていたのですが、その影が自分の猫だったことに気づいた和尚は「こんな大変なときになぜ浮かれ踊っているのか?」と腹を立て追い出したのだそうです。
後日その猫が和尚の枕元に立ち「明日寺に訪れる武士を丁重にもてなせばまた寺は再興する」と告げると、実際に翌日松平家の武士が現れ、亡くなった姫が「この寺に葬って欲しい」と遺言したというのです。その後称念寺は松平家と復縁し、今までよりも栄えるようになった…という言い伝えがあるそうです。
こういった経緯から、称念寺では動物供養に力を入れているそうです。
なお、この伝承については別のお寺でも似たような話があり、例えば鳥取県にある「転法輪寺」、長野県小川村にある「法蔵寺」、高知県の「箕越猫祠社」などがそれにあたります。
御本尊
内仏来迎仏阿弥陀
京都市「称念寺」のポイント
猫がいる猫スポットではありませんが、猫のお守り(オリジナル)は頒布されています。
かつての猫に思いを馳せながらのんびり散歩するのに向いているお寺と言えるでしょう。
実際に猫が沢山いるお寺に行きたい方は同じく京都にある梅宮大社をおすすめします。