このページでは埼玉県秩父市「城峯神社」の情報をお伝えしていきます。
11月上旬に訪れた秩父市の城峯神社
— takashi (@takashi55356522) 2017年12月25日
三峰神社と同じくお犬様信仰により狛狼です
交通の便は非常に悪く道路も狭く急峻で
高度計アプリで800m超をマーク
バイク向きの参拝コースですね
社務所は無人で御朱印は戴けませんでした。 pic.twitter.com/ylX3CpTWvf
埼玉県秩父市「城峯神社」の所在地・時間
住所 | 埼玉県秩父市吉田石間4713 |
アクセス | 城峯山よりすぐ
※ハイキングコースの途中ですが参道は整備されています |
電話番号 | 0494-62-4745 |
開門時間(参拝可能時間) | いつでも |
公式サイト | 神川町観光協会:http://www.kamikawa-kanko.com/miru/%E5%9F%8E%E5%B3%B0%E5%B1%B1/ |
埼玉県秩父市「城峯神社」で頒布されている猫お守り
毎年5月始めの例大祭で山犬の絵札を頒布(猫関連はなし)
埼玉県秩父市「城峯神社」の概要
城峰神社は2ヶ所あるのですが、この記事で紹介しているのは秩父の城峯神社です。
城峯山は平将門にまつわる伝説がある場所の一つ。将門はこの山で立てこもっていた時、「桔梗」という愛人が敵と内通していると疑い切り捨てたことから、桔梗の花が咲かないという伝承が残っています(諸説あります)。
別の説だと、将門は城峯山で立てこもっていたもののが藤原秀郷(ふじわらのひでさと)に捉えられます。しかしその後将門の影武者も相次いで捉えられ、どれが本物かわからなくなりました。そこで、侍女の桔梗に訪ねたところ「食事時にこめかみがよく動くのが将門だ」と伝えてしまいます。
これにより秀郷は将門だけを討ち取ったのですが、そのときに将門は桔梗に「桔梗よ、絶えよ」と呪いをかけて死んだため、城峯山には桔梗が咲かない、と伝えられているようです。
将門の死没が940年(平安時代中期)なので、実際に秀郷が建立したにしても1000年以上の歴史がある相当な古社と言えるでしょう。
その後、秀郷はこの地に城峰神社を建立した…と言われていますが、実際にはそれよりも古い時代からこの場所では「お犬様」が信仰されていたそうです。
というのも、日本武尊(やまとたける)が東征の際、戦勝祈願として山の神である大山祇命(おおやまつみ)を祀ったことが始まりともいわれているのです。大山祇命の眷属は山犬(ニホンオオカミ)なので、城峰神社には狛犬が設置されているのです。
城峯山には城峯神社がありまして、三峰神社の系列らしく社殿には金色の瞳の狛狼が鎮座していました。 pic.twitter.com/yo2srs3pXR
— kobayashi ( ・∇・) (@putigrain) 2015年5月6日
秩父、標高1,000m。
— HAO@輪行の奇行士 (@HAO_Tokyo) 2018年7月8日
濃雲の城峯神社で待ち受けていたのは、金眼の狼だった。 pic.twitter.com/Wn3GzQSRtn
犬の神社だったらこのサイトに掲載する意味はないのですが、実は城峰神社には狛犬だけでなく狛猫も鎮座しています。
心細くなるほどの荒れ果てた山道を走り続け
— ギンコ (@nekomata3sei) 2017年9月20日
途中通行止めとなっていたところを偶然工事の人が来て
通らせてもらい
どうにか辿り着けました。
神様に今回は本当に感謝しました。
将門様の伝承が残る城峯神社
そして、お猫さま?
どうしてもこの目で見たかった pic.twitter.com/WkReUbE2ud
なぜこの狛猫があるのかというと、この神社の別当寺であり現在は廃寺となった長伝寺から引き受けたものだそうです。
秩父は要産業で栄えた街の一つなので、同県内にある笠山神社や大日神社のように蚕の天敵であるネズミ退治に猫を祭る猫信仰があったのだと思われます。
自販機も設置されているので、疲れたら一息つくのもいいですね。
城峯神社?
— Sir_Pendragon (@sir_altria_jp) 2018年5月27日
狛犬が山犬、そして自販機アリ!
休憩ポイントになりますね。 pic.twitter.com/I7b5RXVOvd
御祭神
日本武尊
藤原秀郷命
ご利益
不明
埼玉県秩父市「城峯神社」のポイント
猫を祀った猫神社というわけではありませんが、かつての猫信仰の名残である狛猫を見られる場所でもあります。
狛猫といえば猫又権現のように厳しいものを思い浮かべがちですが、城峰神社の狛猫は可愛らしいのもポイントですね。