福島県福島市「西坂ねこ稲荷神社」
このページでは「西坂ねこ稲荷神社」の情報をお伝えしていきます。
信夫山です。#信夫山 #ねこ稲荷 #お宮 pic.twitter.com/dNe239IxJa
— 信夫山鉄男 (@yamahei6) 2018年10月18日
「西坂ねこ稲荷神社」(ねこ稲荷)の所在地・時間
住所 | 福島県福島県福島市御山9 |
アクセス | 信夫山、羽黒神社旧参道の急坂の途中 |
電話番号 | なし |
開門時間(社務受付時間) | 特になし |
公式サイト | なし |
「西坂ねこ稲荷神社」の概要
福島市のシンボルとも言える信夫山。その頂上にある羽黒神社の参道の途中にあるのが「西坂ねこ稲荷神社」です。急斜面をある程度歩くことになるため、スニーカーは必須です。
神社というよりも、こじんまりとしたお社という方が正確ですが、毎年行事が行われており多くの方が訪れる猫好きのための場所となっています。西坂ねこ稲荷神社の由来にはいくつかの説があるようですが、福島市の公式サイトから一つ引用しておきます。
かつて御山村の名主であった西坂家は、信心深くよく働く夫婦でした。しかし、子宝には恵まれずにいました。ある夜、観音様が夢枕に立って「汝らにねこを授ける」とお告げがありました。すると翌朝庭に三毛猫があらわれました。夫婦はとても喜び、「タマ」と名付けて大切に育てました。タマは夫婦になつき、村のネズミを取るようになり、養蚕の盛んだった村ではたいそうかわいがられました。一方、信夫山には信夫の三狐の一匹、御坊狐が住んでいて、人を化かしてはおもしろがっていました。ある日、仲間の鴨左衛門にだまされ、神通力の尻尾を失った御坊狐はすっかり自暴自棄になっていましたが、観音様の使いである「タマ」に出会い、今までの悪行を諭されすっかり改心しました。それからは、タマと御坊狐はすっかり仲良くなり、ともに蚕を食い荒らすネズミを退治するようになりました。
また、御坊狐は最後の神通力をふりしぼって、夫婦に子どもを授けました。喜んだ夫婦と村人は、御坊狐を西坂稲荷(ねこ稲荷)として大切に祀ることにしました。そして、タマは西坂家とともに末永く幸せに暮らしました。
出典:もう一つのねこ稲荷伝説
成り立ちが養蚕業と関係していることを考えると田代島の猫神社、山形県の猫の宮と似ています。
御祭神
御祭神については不明です。稲荷とは言うもののおそらくは私設神社であったことから分霊を授かったわけではないと思われるため、一般的な稲荷神社とは少し違います。
ご利益
愛猫の無病息災、祈願のために参拝する人が多い
「西坂ねこ稲荷神社」のポイント
毎年信夫山護国神社では「ねこのしあわせ祈願祭」が行われています。護国神社で祈願をしたあと西坂ねこ稲荷神社にて愛猫の写真を貼るという行事となっています。
写真を奉納 #ねこ稲荷 #福島市 #ねこの幸せ祈願祭 pic.twitter.com/4UzgbXiRzA
— KanaeSato (@_nyami_) 2017年4月16日
今年もやって来ることができました。
— ニャヒーン (@cathorse206) 2018年7月8日
みなさまの旅の無事と、災害に遭われた地域の被害の小さいことと、無事の復旧をお祈り致しました。
今年もよろしくお願い致します! #kntr #2016夏の陣下見 #ねこ稲荷 pic.twitter.com/J0iJUkff2q
ちなみに、福島駅から徒歩5分のところに「あいきゃっと」という猫カフェがありますので、参拝だけでなく猫とも触れ合いたい方はこちらを訪れてみるのもオススメです。
